堂監(読み)とうかん

精選版 日本国語大辞典 「堂監」の意味・読み・例文・類語

とう‐かんタウ‥【堂監】

  1. 〘 名詞 〙 平安時代大学寮の付属施設である文章院を管理した職。また、その人。名目的には室町時代まで存続した。
    1. [初出の実例]「後日文章博士示云、入院料有限者也、猶可沙汰歟者、仍四丈白布四段、付堂監了」(出典兵範記‐仁平四年(1154)三月二七日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android