堤内村(読み)つつみうちむら

日本歴史地名大系 「堤内村」の解説

堤内村
つつみうちむら

[現在地名]宮崎市堤内

金崎かねざき村の西に位置し、本庄ほんじよう川右岸に立地する。宮崎郡に属し、西は諸県もろかた吉野よしの村。内とも記される。天正年間(一五七三―九二)に通用した日向国五郡分帳には宮崎郡の内に堤内六町とみえるが、天正一六年の秋月種長宛の日向国知行方目録には諸県郡内に「つゝ見うち」一六町とある。慶長一八年(一六一三)の拝領仕知行方目録写(高鍋町歴史総合資料館蔵)では宮崎郡兼崎かねざき三ヵ村に含まれ、寛文四年(一六六四)の高鍋藩領知目録写(同館蔵)でも宮崎郡に含まれる。寛永一五年(一六三八)高鍋藩人給帳には諸郷催司の一人として二石取の堤内の長介の名がみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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