堪忍強し(読み)カンニンヅヨシ

デジタル大辞泉 「堪忍強し」の意味・読み・例文・類語

かんにん‐づよ・し【堪忍強し】

[形ク]我慢強い。忍耐強い。
色道の太鼓もち、心永う物毎ものごと―・きが元手なるべし」〈浮・男色大鑑・七〉

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精選版 日本国語大辞典 「堪忍強し」の意味・読み・例文・類語

かんにん‐づよ・し【堪忍強】

  1. 〘 形容詞ク活用 〙 がまんする力が強い。堪忍する気持が強い。しんぼうづよい。
    1. [初出の実例]「殊更色道の太鼓もち、心永う物毎堪忍(カンニン)つよきがもと手なるべし」(出典浮世草子・男色大鑑(1687)七)

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