塑壁(読み)そへき(その他表記)su-bi

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「塑壁」の意味・わかりやすい解説

塑壁
そへき
su-bi

中国において,粘土壁面仏像殿堂山林などを浮彫風に造り,彩色を施したものをいう。六朝時代に始ったもので,盛唐時代の楊恵之の作品や,江蘇省蘇州城外の保聖寺の塑壁彫刻が有名。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む