塚野新田(読み)つかのしんでん

日本歴史地名大系 「塚野新田」の解説

塚野新田
つかのしんでん

[現在地名]田上町田上 塚野

標高一五メートルほどの小丘陵に開けた村で、西・北・東は田上村南西原崎はらがさき新田と接する。当地内の畑からは縄文後期の土器や硬玉製勾玉が出土している。元禄一一年(一六九八)の賀茂組新田村付帳(新発田市立図書館蔵)によれば、田上村の地内を慶安五年(一六五二)開発して立村。以後新発田藩領。寛文七年(一六六七)と推定される御領内見分之書付(貴船家文書)によれば物成高二〇石七斗余、家数六・人数二八。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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