塡まり(読み)ハマリ

デジタル大辞泉 「塡まり」の意味・読み・例文・類語

はまり【塡まり/×嵌まり】

はまること。ぴったりおさまること。また、あてはまること。「ほぞの―がよくない」「―ぐあい」
分別をなくして失敗すること。特に、女性色香に迷って失敗すること。また、そのための失費
女郎手管のこしらへ男させて、追うてから大―をさすことぞかし」〈浮・禁短気・六〉
計略にひっかかること。
「人をけして(=ケナシテ)―のはやき事」〈咄・露がはなし・一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android