化学辞典 第2版 「塩化オキサリル」の解説
塩化オキサリル
エンカオキサリル
oxalyl chloride
ethanedioyl dichloride.C2Cl2O2(126.93).ClOC-COCl.二塩化オキサリルともいう.無水シュウ酸に五塩化リンを作用させてつくる.無色,刺激臭のある発煙性液体.融点-12 ℃,沸点64 ℃.エーテル,ベンゼン,クロロホルムに可溶.加熱によりホスゲンと一酸化炭素に分解する.塩素化剤.[CAS 79-37-8]
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報