塩化リチウム(読み)エンカリチウム

化学辞典 第2版 「塩化リチウム」の解説

塩化リチウム
エンカリチウム
lithium chloride

LiCl(42.39).炭酸リチウムまたは水酸化リチウム塩酸に溶かし,蒸発乾固して得られる.白色の岩塩型結晶.融点614 ℃,沸点1357 ℃.密度2.07 g cm-3.潮解性があり,水に易溶,エタノール,メタノールエーテルピリジンに可溶.融解塩電解によるリチウム金属精錬の原料,アルミニウム精錬の際の融解塩電解浴の添加剤,空調装置の除湿剤,湿度センサー,熱交換用媒体,ろう付け用融剤,電池の電極製造,焔(えん)色剤(紅色)などに用いられる.[CAS 7447-41-8:LiCl][CAS 16712-20-2:LiCl・H2O]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む