境節(読み)きょうせつ

精選版 日本国語大辞典 「境節」の意味・読み・例文・類語

きょう‐せつキャウ‥【境節】

  1. 〘 名詞 〙 ちょうどその時。時節。おりふし。
    1. [初出の実例]「尤遺恨者、件事境節雖無心、又何為哉」(出典中右記‐天永二年(1111)三月六日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む