墨染の袖(読み)すみぞめのそで

精選版 日本国語大辞典 「墨染の袖」の意味・読み・例文・類語

すみぞめ【墨染】 の 袖(そで)

墨染め衣の袖。転じて、出家の身。僧侶
※長能集(1009頃)「したつえにさかずしもあらじささがにのいかでかをしむすみそめのそて」
浮世草子日本永代蔵(1688)五「後生ねがひの番左衛門はいつしか墨染(スミソメ)の袖(ソテ)となり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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