壁一重(読み)カベヒトエ

デジタル大辞泉 「壁一重」の意味・読み・例文・類語

かべ‐ひとえ〔‐ひとへ〕【壁一重】

隣が壁を一つ隔てるだけであること。また、きわめて接近していること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「壁一重」の意味・読み・例文・類語

かべ‐ひとえ ‥ひとへ【壁一重】

〘名〙 同じ家の中、またはアパートなどで、隣同士がただ一枚の壁を隔てた状態であること。一般に、ひどく接近していることにたとえる。
※浄瑠璃・博多小女郎波枕(1718)中「かべ一重(ヒトヘ)あちらの舅御(しうとご)の御面体」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android