壁隣(読み)カベドナリ

デジタル大辞泉 「壁隣」の意味・読み・例文・類語

かべ‐どなり【壁隣】

壁一つ隔てた隣の家や部屋

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「壁隣」の意味・読み・例文・類語

かべ‐どなり【壁隣】

  1. 〘 名詞 〙 壁一つへだてた隣の家。合壁(がっぺき)
    1. [初出の実例]「喧𠵅におよぶ尼崎うら 焼亡の煙をかつく壁隣〈素玄〉」(出典:俳諧・大坂独吟集(1675)上)

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世界大百科事典(旧版)内の壁隣の言及

【隣】より

…居住の近接に伴って形成される社会関係のうち,とくに日常的に接触交流の大きい家をいう。向こう三軒両隣,壁隣(かべどなり),一隣(いちどなり),隣家(りんか),両隣家などともいう。これら特別な名称で呼ばれる隣の家は,ある家にとっての周囲の家すべてではなく,特定の家に限定されるのが普通である。…

※「壁隣」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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