声冴える(読み)こえさえる

精選版 日本国語大辞典 「声冴える」の意味・読み・例文・類語

こえ【声】 冴(さ)える

  1. 空気が澄みきっているため、声や音がよくとおる。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「布引の滝も夜寒にこゑさえて生田のおくに衣うつなり」(出典:壬二集(1237‐45))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android