売代なす(読み)うりしろなす

精選版 日本国語大辞典 「売代なす」の意味・読み・例文・類語

うりしろ【売代】 なす

  1. 品物を売って金銭に換える。売り払う。しろなす。
    1. [初出の実例]「たき木をこりていちにゆきつつ、うりしろなしておやをぞやしなひたてまつる」(出典:御伽草子・酒の泉(室町時代物語大成所収)(室町末)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android