売津村(読み)うるづむら

日本歴史地名大系 「売津村」の解説

売津村
うるづむら

[現在地名]富津市売津

海良かいら村の東に位置し、みなと川が流れる。文禄三年(一五九四)の上総国村高帳に売場村とみえ、高一六五石。正保国絵図では高一六九石であるが、元禄郷帳では高一五九石余で、幕末もほぼ同様。寛文四年(一六六四)の松平重利領知目録(寛文朱印留)に村名がみえ、下野皆川藩領。宝永七年(一七一〇)から天保一〇年(一八三九)まで佐貫藩領(正徳二年「阿部正鎮領知目録」阿部家文書など)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む