夏島町(読み)なつしまちょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「夏島町」の意味・わかりやすい解説

夏島町
なつしまちょう

神奈川県南東部,横須賀市北端,東京湾にのぞむ地区小島であったが,埋立てによって地続きとなり,1916年海軍航空隊追浜飛行場が造成された。第2次世界大戦後,自動車の大工場が建設され,市の中心的な重工業地区となっている。かつては伊藤博文別荘があり,明治憲法草案が練られた。また史跡夏島貝塚がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android