夏油村(読み)げとうむら

日本歴史地名大系 「夏油村」の解説

夏油村
げとうむら

下藤村とも書かれる。文和二年(一三五三)一一月三日の薩摩守基義宛行状(鬼柳文書)に「陸奥国和賀和賀越前権守行義跡五分四内下藤村」とみえ、闕所地となった和賀(須々孫)行義領を、和賀家惣領基義が観応三年(一三五二)一〇月七日の幕府下文に従い和賀常陸介義綱に分給している。江戸時代には岩崎いわさき村の枝村となる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android