日本歴史地名大系 「和賀町」の解説 和賀町わがちよう 岩手県:和賀郡和賀町面積:二七三・七五平方キロ郡の中央に位置し、東は北上市・江釣子(えづりこ)村、西は湯田(ゆだ)町・沢内(さわうち)村、南は胆沢(いさわ)郡金(かね)ヶ崎(さき)町・胆沢町、北は花巻市に接する。東部は和賀川中流の沖積地と段丘、西部は奥羽山脈東麓の山地。南西境に駒(こま)ヶ岳(一一二九・八メートル)・経塚(きようづか)山(一三七二・六メートル)、西境に牛形(うしがた)山(一三三九・八メートル)・鷲(わし)ヶ森(もり)山(一二〇七・四メートル)・兎森(うさぎもり)山(一〇五四・三メートル)など原生林に覆われた奥羽山脈の山々が続き、東部に向かって傾斜する。和賀川が中央部を東流。右岸で鈴鴨(すずかも)川・夏油(げとう)川、左岸で北本内(きたほんない)川・菱内(ひしない)川・尻平(しつたい)川などの支流が合流。和賀川に沿って国道一〇七号(平和街道)とJR北上線がほぼ並行して走る。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by