岩崎(読み)イワサキ

デジタル大辞泉 「岩崎」の意味・読み・例文・類語

いわさき〔いはさき〕【岩崎】

姓氏の一。
[補説]「岩崎」姓の人物
岩崎灌園いわさきかんえん
岩崎京子いわさききょうこ
岩崎小弥太いわさきこやた
いわさきちひろ
岩崎弥太郎いわさきやたろう
岩崎弥之助いわさきやのすけ

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精選版 日本国語大辞典 「岩崎」の意味・読み・例文・類語

いわ‐さきいは‥【岩崎】

  1. [ 1 ] 岩が突き出た所。
    1. [初出の実例]「卅丈の谷、十五丈の岩さきなんど申すところは、人のかよふべき様候はず」(出典:平家物語(13C前)九)
  2. [ 2 ] 岡山市北西部にある山。天正一〇年(一五八二)毛利軍が豊臣秀吉中国攻めに備えて陣とした。石崎。岩崎山庚申山

いわさきいはさき【岩崎】

  1. 姓氏の一つ

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「岩崎」の意味・わかりやすい解説

岩崎(青森県)
いわさき

青森県西部、西津軽郡にあった旧村名(岩崎村(むら))。現在は西津軽郡深浦(ふかうら)町の南部を占める地域。2005年(平成17)、深浦町合併。JR五能線が通じる。日本海沿いの大間越(おおまごし)は津軽三関(野内(のない)、碇ヶ関(いかりがせき)、大間越)の一つで関所が置かれていた。沿岸部は海食崖(がい)が続き、内陸部の十二湖(じゅうにこ)とともに津軽国定公園に含まれる。沿岸漁業は不振で、農牧林業に力を入れている。

横山 弘]



岩崎(秋田県)
いわさき

秋田県南部、湯沢市の一地区。旧岩崎町。江戸時代には羽州街道(国道13号)に沿い、また皆瀬(みなせ)川の船着き場のある交通の要地であった。明治初年、秋田新田藩2万石の岩崎藩が置かれた。現在はリンゴ栽培や、みそ、しょうゆ醸造などが盛ん。明治に建てられた醸造元石孫本店の蔵が国の登録有形文化財になっている。

[宮崎禮次郎]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「岩崎」の意味・わかりやすい解説

岩崎
いわさき

青森県南西端,日本海に面する深浦町南西部の旧村域。 1889年沢辺 (さわべ) 村,正道尻 (しょうどうじり) 村,久田村,森山村,松神 (まつかみ) 村,黒崎村,大間越 (おおまごし) 村の7村と合体し岩崎村が発足。 2005年深浦町と合体した。南部に白神岳 (1235m) を主峰とする白神山地があり,林業が盛んである。東の山寄りに十二湖と呼ばれる湖沼群があり,津軽国定公園に指定されている。

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改訂新版 世界大百科事典 「岩崎」の意味・わかりやすい解説

岩崎 (いわさき)

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