外ならず(読み)ほかならず

精選版 日本国語大辞典 「外ならず」の意味・読み・例文・類語

ほか【外】=ならず[=ならない]

  1. それ以外のことではない。確かにそのことだ。
    1. [初出の実例]「屈撓せざるに外(ホカ)ならざるなり」(出典花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉二四)
  2. ( 「ほかならぬ」の形で用いて ) その人が正にその人であって他の人と違うことをいう。また、その人が他の人とちがって、特別の関係にあることをいう。
    1. [初出の実例]「外ならぬ伯爵のお口添だから必らずお世話下さるに違ひないと思ひますワ」(出典:社会百面相(1902)〈内田魯庵〉猟官)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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