外之原山(読み)とのはらやま

日本歴史地名大系 「外之原山」の解説

外之原山
とのはらやま

[現在地名]春日井市外之原町

岐阜県との境。「府志」に「在外原村、東至濃州三倉山、頂有一松樹 以為標 此秋冬之交 毎朝自寅至巳風起 東北甚烈若未朝風止 則其日必雨」とある。名古屋城の鬼門にあたり、尾張藩はこの山を上の御林・中の御林・下の御林に分けて藩有林として管理していた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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