外殻(読み)ガイカク

精選版 日本国語大辞典 「外殻」の意味・読み・例文・類語

がい‐かくグヮイ‥【外殻】

  1. 〘 名詞 〙 外側にある殻(から)
    1. [初出の実例]「自分は冬中此の死んで居るか生きて居るかも分らない虫の外殻の鈴成りになって居るのを眺めて暮して来た」(出典:簑虫と蜘蛛(1921)〈寺田寅彦〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の外殻の言及

【原子】より

…これを周期律と呼ぶ。周期表で同族の原子は外殻の構造が似ており,そのために類似した化学的性質を示すのである。同位体は周期表では同じ位置におかれる。…

※「外殻」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む