外舟町(読み)そとふなまち

日本歴史地名大系 「外舟町」の解説

外舟町
そとふなまち

[現在地名]彦根市元町もとまち船町ふなまち

やなぎ町の北に位置し、松原まつばら内湖に出る舟入堀がある。元禄八年大洞弁天寄進帳に町名がみえ、軒数一五一のうち借家九六、男二三八・女二八五(ほか下人二四)、諸職諸商は一七種三四軒で、糀屋八のほか油実問屋・御黒米問屋・問屋・薪屋・裃屋など、町代は油実問屋など二人、横目は一人。安永七年(一七七八)の万留書(彦根市史)では年貢地八二軒(うち町代・横目二軒)享和―文化期(一八〇一―一八)の公儀見分朝鮮人案内(同書)によれば町の長さ三町二七間余で、家数八七・竈数一八四、男三二一・女二八九。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む