多分に就く(読み)たぶんにつく

精選版 日本国語大辞典 「多分に就く」の意味・読み・例文・類語

たぶん【多分】 に 就(つ)

  1. 数の多い方に従う。
    1. [初出の実例]「赤き馬の多ければ、多分につきて赤駒といふ」(出典:仙覚抄(1269)二〇)
  2. 多数の説に従う。
    1. [初出の実例]「多分につきて、義をさだむる也」(出典:名語記(1275)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android