多摩川の梨(読み)たまがわのなし

事典 日本の地域ブランド・名産品 「多摩川の梨」の解説

多摩川の梨[果樹類]
たまがわのなし

関東地方神奈川県地域ブランド
主に川崎市北部で生産されている。同地で生産される梨全般を多摩川梨と呼ぶ。本格的に生産されるようになったのは江戸時代中期からと歴史は古く、代表的な銘柄である長十郎は、明治20年代に川崎市の当麻辰次郎氏のなし園で発見されたもの。多摩川流域一帯は水はけが良く、高温多雨の自然条件が重なって、なしの栽培に適している。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報