多機能電話(読み)たきのうでんわ(その他表記)multifunctional telephone

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「多機能電話」の意味・わかりやすい解説

多機能電話
たきのうでんわ
multifunctional telephone

単なる音声による情報伝達以外のさまざまなサービス機能をもつ電話。対応する機能ボタンを押すだけでサービスを利用できる。留守番電話機能,自動発呼するオートダイヤル機能,通話中に近接の電話を呼び出すリセットシフトコール機能,通話時間・料金を表示する機能などを備える。

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世界大百科事典(旧版)内の多機能電話の言及

【電話】より

… 一方,上記の事業改革とならんで同時に実施された本電話機・端末開放により,家屋内に引き込まれた電話線の末端に取り付けられたモジュラー・ジャックにさまざまな端末装置を接続することが可能になった。この結果,電電公社時代の黒電話機に代わりファッショナブルな電話機や多機能電話機が利用されるようになっただけでなく,ファクシミリによる文書通信やパソコン通信やインターネットといったコンピューター・コミュニケーションへの道も開かれた。 こうした電気通信分野における一連の規制緩和のなかで,長距離電話料金ならびに国際電話料金の値下げは一定程度実現したものの,依然としてこの分野での内外価格差が解消されていないこともまた事実である。…

※「多機能電話」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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