多治(読み)たじひ

精選版 日本国語大辞典 「多治」の意味・読み・例文・類語

たじひたぢひ【多治】

  1. 姓氏古代氏族。姓は真人(まひと)。多治比・丹治・丹治比・丹とも記す。河内丹比郡を本拠とする。大化改新後、左大臣嶋、奈良時代に中納言県守(あがたもり)・中納言広成らをだしたが、藤原氏に押され以後衰微。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む