精選版 日本国語大辞典 「多男父」の意味・読み・例文・類語 たなん‐ぷ【多男父】 〘 名詞 〙 奈良・平安時代、五人以上の男子の父。五人の男子が二〇歳以上に達し、各々正丁(せいてい)として調・庸を納めるようになれば、その父の調・庸は免除される。[初出の実例]「依レ議所レ免為二議損一〈逃亡満二六年一除帳。多男父全免之類〉」(出典:延喜式(927)二五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例