多飲(読み)たいん

普及版 字通 「多飲」の読み・字形・画数・意味

【多飲】たいん

多く飲む。〔淮南子、説林訓〕敖倉(がうそう)(敖山の穀倉、常備倉)に、之れが爲に多せず。江河に臨む、之れが爲に多飮せず。腹を滿たすをするのみ。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の多飲の言及

【小児糖尿病】より

…すなわち多量のエネルギー源が使用されないまま尿中に失われるため,体組織はエネルギー不足状態となり,そのため空腹感が強く,食欲が亢進する。また,浸透圧利尿(高血糖により血液の浸透圧が高まり,組織から血管内に水分が移動して血液量が増す結果,尿量が増加する)により多尿となり,多量の体水分が尿中に失われるために口のかわきが強く多飲となる。また,体組織はエネルギー源としてブドウ糖を利用できないため,他のエネルギー源として脂肪が使われ,脂肪組織は減少する。…

※「多飲」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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