日本歴史地名大系 「夜夫奈美の里」の解説 夜夫奈美の里やぶなみのさと 富山県:砺波市池原村夜夫奈美の里天平勝宝二年(七五〇)大伴家持は墾田地検察のため礪波(となみ)郡の主帳多治比部北里(蝮部北理)の家に宿った。このとき風雨のため同家を辞去することができなくなったことを、同二月一八日、家持は「夜夫奈美の里に宿借り春雨に隠り障むと妹に告げつや」と詠んだ(「万葉集」巻一八)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by