夜離(読み)よがれ

精選版 日本国語大辞典 「夜離」の意味・読み・例文・類語

よ‐がれ【夜離】

〘名〙 夜の通いが途絶えること。男が女のもとへ通って来なくなること。また、男女の仲が絶えること。
神楽歌(9C後)小前張「〈末〉なとりれそ こさめにそぼぬらせ よがれする いといとねたし」

よ‐が・る【夜離】

〘自ラ下二〙 夜の通いが途絶える。男が女のもとに来なくなる。また、男女の仲が絶える。
※後拾遺(1086)恋二・六九八「我が心こころにもあらでつらからば夜がれん床の形見ともせよ〈源顕房〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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