精選版 日本国語大辞典 「夢ばかりも」の意味・読み・例文・類語 ゆめ【夢】 ばかり も ( 「夢ばかり」を強めた語 )① ほんのわずかでも。すこしでも。[初出の実例]「夢ばかりもあはれをかけ給はん蔭の小草などをも、思し心に思し放つべくもなかりけれど」(出典:狭衣物語(1069‐77頃か)一)② あとに打消の語を伴って用いる。つゆばかりも。いささかも。すこしも。[初出の実例]「今の世の人の子は夢ばかりも身のうへのこととはしらざりけりな」(出典:十六夜日記(1279‐82頃)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by