夢ばかりも(読み)ゆめばかりも

精選版 日本国語大辞典 「夢ばかりも」の意味・読み・例文・類語

ゆめ【夢】 ばかり も

  1. ( 「夢ばかり」を強めた語 )
  2. ほんのわずかでも。すこしでも。
    1. [初出の実例]「夢ばかりもあはれをかけ給はん蔭の小草などをも、思し心に思し放つべくもなかりけれど」(出典:狭衣物語(1069‐77頃か)一)
  3. あとに打消の語を伴って用いる。つゆばかりも。いささかも。すこしも。
    1. [初出の実例]「今の世の人の子は夢ばかりも身のうへのこととはしらざりけりな」(出典:十六夜日記(1279‐82頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む