大クープラン(読み)クープラン(その他表記)François Couperin

デジタル大辞泉 「大クープラン」の意味・読み・例文・類語

クープラン(François Couperin)

[1668~1733]フランスの作曲家。音楽家家系に生まれ、大クープランと称される。クラブサン奏法を確立した。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の大クープランの言及

【クープラン】より

…クラブサン奏者,オルガン奏者。250年以上つづいたフランス有数の音楽家の家系の最大の存在で,同名の伯父フランソア1世(1631ころ‐1708から12)と区別するために〈大クープラン〉とか〈フランソア2世〉と呼ばれる。フランソアは父シャルル2世Charles II C.(1638‐79)がオルガン奏者を務めるサン・ジェルベ教会の宿舎で生まれ,幼少から父にオルガンの手ほどきを受けた。…

※「大クープラン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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