大事に懸ける(読み)ダイジニカケル

デジタル大辞泉 「大事に懸ける」の意味・読み・例文・類語

大事だいじ・ける

大切にする。丁重に扱う。
「八円を―・けて、世の中に巡査ほどのものはないと済ましているのが」〈鏡花夜行巡査

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精選版 日本国語大辞典 「大事に懸ける」の意味・読み・例文・類語

だいじ【大事】 に 懸(か)ける

  1. たいせつにする。丁寧に取り扱う。
    1. [初出の実例]「又君おやにつかゆるに、余(あまり)に大事にかけ過て、くすみ過ぬれば、隔心出来て、心隔つものなり」(出典:心学五倫書(1650))

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