大名は大耳(読み)だいみょうはおおみみ

精選版 日本国語大辞典 「大名は大耳」の意味・読み・例文・類語

だいみょう【大名】 は 大耳(おおみみ)

  1. 大名は、育ちが育ちで気が大きいから、ささいなことを気にとめない。また、大名は、小事を聞いても聞かないふりをしておうようにかまえていなければならない。
    1. [初出の実例]「大名聞き給ひて〈略〉いささかも憤りなかりしは、下劣の申しならはす、『大名は大耳(オホミミ)』なれや」(出典咄本醒睡笑(1628)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android