…2年後出獄,日本プロレタリア作家同盟(ナルプ)に所属して評論家として再出発するが,同盟解散後,同人雑誌《現実》をへて,35年保田与重郎らと《日本浪曼(ろうまん)派》を創刊,転向以後の自我再生の道を模索する。《転形期の文学》(1934)から《人間教育》(1937)にいたる思索の過程に転向者としての苦悩が如実にうかがえるが,やがてそれが宗教的回心となり,43年《大和古寺風物誌》を刊行。仏教への関心,日本の古典への傾斜は,戦争協力の態度を生んだが,日本的なものの模索は戦後も続けられ,《現代人の研究》をへてライフ・ワーク《日本人の精神史研究》(1959‐66)の業績を生んだ。…
※「大和古寺風物誌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月節 (12月前半) のことで,太陽の黄経が 285°に達した日 (太陽暦の1月5日か6日) に始り大寒 (1月 20日か 21日) の前日までの約 15日間...