大工中町(読み)だいくなかまち

日本歴史地名大系 「大工中町」の解説

大工中町
だいくなかまち

[現在地名]高岡市大工中町・白金町はつきんちよう

大工町の南に続く両側町で、南は大鋸屋おおがや町。地子町で、大工町から分離して成立。元禄一二年(一六九九)の大工中町絵図(大工中町自治会蔵)には、町並北側に一六軒と得照とくしよう寺、南側に二二軒を記載。各歩数は九〇歩以上が二二軒、五〇歩から九〇歩までが一四軒。道幅は二間四尺、地子地は三千四六二歩八厘。屋号をみると、大工一五軒、大鋸三軒、十二町屋・石代屋・阿め屋・二塚屋各二軒などがある。「不歩記」では歩数三千六九四歩一厘。明治六年(一八七三)には地子地三千五九〇坪三合(沽券調総計帳)。天明五年(一七八五)の家数五二(家数書上帳)、明治五年の家数一〇三(高岡史料)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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