日本歴史地名大系 「大村廃寺」の解説 大村廃寺おおむらはいじ 長野県：松本市本郷地区大村大村廃寺[現在地名]松本市大村女鳥羽（めとば）川沖積扇状地に立地。北は浅間（あさま）温泉、東は妙義（みようぎ）山や真観寺山がせり出している。現状は水田で、細田（ほそだ）・堂田（どうだ）・塩（しお）から・境（さかい）ノ木（き）などの小字が残り、堂田の小字と礎石の存在・布目瓦の大量出土から、寺跡の存在が早くから予想されてきた。昭和二五年（一九五〇）に境ノ木地籍で掘立柱建物跡と小礎石群、同四二年に堂田地籍で礫敷部、塩から地籍で竪穴住居跡が発見された。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
