大村新田村(読み)おおむらしんでんむら

日本歴史地名大系 「大村新田村」の解説

大村新田村
おおむらしんでんむら

[現在地名]会津坂下町勝大かつおお

田沢たざわ川左岸に位置し、北は牛沢うしざわ村端村の西牛沢、南は大村。寛文五年(一六六五)の「稲河領牛沢組郷村万改帳」に「此新田ハ三十五年以前ヨリ開発ス」とあり、寛永(一六二四―四四)初年の開発と思われる。一説に上野国新田につた荒井あらい(現群馬県太田市)の荒井孫右衛門が天正二年(一五七四)大村に移住し、元和八年(一六二二)開拓したという(会津坂下町史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android