大極上(読み)だいごくじょう

精選版 日本国語大辞典 「大極上」の意味・読み・例文・類語

だい‐ごくじょう‥ゴクジャウ【大極上】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 極上の中でもいっそう上等の意 ) きわめて上等なこと。この上なくすぐれていること。また、そのさま。大極上上。
    1. [初出の実例]「アア根(こん)に叶はぬ軍帥より、さんすいでも駕舁が大極上」(出典浄瑠璃・源頼家源実朝鎌倉三代記(1781)三)
    2. 「しかも大極上無類飛切りといふ女房がござります」(出典:歌舞伎・蝶鶼山崎踊(1819)三幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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