大槻虎男(読み)オオツキ トラオ

20世紀日本人名事典 「大槻虎男」の解説

大槻 虎男
オオツキ トラオ

昭和期の微生物学者,植物生化学者 お茶の水女子大学名誉教授。



生年
明治35(1902)年11月1日

没年
平成7(1995)年1月18日

出生地
宮城県伊具郡丸森町

出身地
東京都渋谷区(本籍)

学歴〔年〕
東京帝大理学部植物学科〔大正15年〕卒,東京帝大大学院〔昭和3年〕修了

学位〔年〕
理学博士〔昭和13年〕

主な受賞名〔年〕
毎日学術奨励金〔昭和26年〕「硝子に発生するカビの研究」,勲二等瑞宝章〔昭和48年〕

経歴
東京女高師教授を経て、昭和26年お茶の水女子大学理学部教授。のち同大名誉教授、聖マリアンナ医科大学教授。古文化財科学研究会会長を務めた。著書に「養分の摂取及同化物質の利用」「代謝生理実験法」「植物学基本」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android