大気村(読み)おおけむら

日本歴史地名大系 「大気村」の解説

大気村
おおけむら

[現在地名]小牧市多気たききた町・なか町・西にし町・ひがし町・みなみ町〉

北は小針おばり村、南は六師むつし(現西春日井郡師勝町)に接している。大字多気は現在、多気上たきかみ・多気下・坂場さかばの三地区からなる。大気村は坂場を除いた区域である。江戸時代の文書には「大気村」「多気神社」と記されているが、いずれも「おおけ」といっていた。「徇行記」によれば田は四一町二反余、畑は一七町一畝余で概高一千一一二石余のうち二七五石余が藩士四人の給知。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android