大江新田村(読み)だいえしんでんむら

日本歴史地名大系 「大江新田村」の解説

大江新田村
だいえしんでんむら

[現在地名]大玉村大山おおやま

大江村・下大江村・椚山くぬぎやま村に囲まれる。会津加藤氏領の時代、大江村の上・下分離の際に新田村として成立。近くに大江おおえ山があるので「おおえ」とも称したと思われる。寛永一九年(一六四二)の加藤民部少輔領高帳(大玉村史)に記載があり、高は八三〇石と二四九石の二筆に分けて記されている。「積達大概録」に「此村を皿久保ト言、東西三拾町、南北五町、城下より弐り」とあり、高八一一石余、家数七〇。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android