日本歴史地名大系 「大江杣」の解説 大江杣おおえのそま 京都市:西京区沓掛村大江杣領域は現西京区大枝・大原野の山間部にわたっていたと思われる。「忠富王記」に引用する明応五年(一四九六)一二月二九日付綸旨に「御料所山城国大江杣灰方郷荒野新田事」とあることから、灰方(はいがた)・荒野新田(こうやしんでん)(現西京区)を含み、室町期には禁裏御料で、修理職領に属していたと考えられる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報