デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大江清定」の解説 大江清定 おおえ-きよさだ ?-? 鎌倉時代の悪党。父の跡をうけて東大寺領伊賀(いが)(三重県)黒田荘の下司(げし)となる。東大寺に反抗し,弘安(こうあん)元年(1278)下司職を没収され,出雲(いずも)(島根県)に配流。正和(1312-17)のころ黒田荘にもどり悪党行為をかさね,嘉暦(かりゃく)3年備後(びんご)(広島県)へ流された。その後も荘にかえり,乱暴をくりかえした。別名に清高。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by