大洋底(読み)たいようてい

精選版 日本国語大辞典 「大洋底」の意味・読み・例文・類語

たいよう‐ていタイヤウ‥【大洋底】

  1. 〘 名詞 〙 大陸斜面につづく深さ約三〇〇〇~六〇〇〇メートルの海底。全海洋底の約八〇パーセントを占め、軟泥青泥などの深海堆積物が堆積する。

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関連語 名詞 海野

最新 地学事典 「大洋底」の解説

たいようてい
大洋底

ocean floor

地表面高度の頻度分布における極小値,水深約2,000mより深い海底で,大陸棚および大陸棚斜面を除いた部分。海洋底とも。全地表面の60%にあたり,そのうちの41.8%は平均水深4,753mの深海平原アビサルヒルからなり,次いで中央海嶺系が32.7%を占める。巨大海台やホットスポット火山の周辺を除くと,モホ面が5〜7kmと浅く,おおむね一様な構造を有する玄武岩質地殻からなる。堆積物の平均厚さ404m,総体積1.13×108km3。世界最古の海底は地中海東部の3億4千万年前,太平洋最古は1億9千万年前である。地殻熱流量は中央海嶺や背弧リフト近傍を除いて50mW/m2程度。巨大海台や海山などを除いて地殻形成時の拡大方向と平行な地磁気縞異常が見られる。参考文献H. W. Menard et al.(1966) J. Geophys. Res., Vol. 71

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世界大百科事典(旧版)内の大洋底の言及

【深海魚】より

…これらの種の食道や胃は伸縮自在で,自分と同程度またはそれ以上の大きさの餌でさえも丸のみにすることができる。 中・深層遊泳性魚類の生息空間は,一般に太陽の光,とくに青系の光の影響を多少なりとも受ける200~1000m層の上部漸深海帯,1000~3000mの下部漸深海帯,水温の鉛直勾配のほとんど見られぬ3000mから大洋底(5000~6000m)までの深海帯,大洋底からさらに深くきれ込んだ海溝部分の超深海帯に区分される。 上部漸深海帯の魚類には,ハダカイワシ,ヨコエソ,テオノエソ類,ワニトカゲギス・ホテイエソ類を代表とする発光魚が生息する。…

※「大洋底」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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