大浦洞(読み)テポドン

デジタル大辞泉 「大浦洞」の意味・読み・例文・類語

テポドン【大浦洞】

朝鮮民主主義人民共和国ミサイル。1号と2号があり、1号は射程距離が1500キロ程度のIRBM(中距離弾道ミサイル)。2号は6000キロ前後とみられ、ICBM大陸間弾道ミサイル)に分類される。名称は発射基地のある舞水端里旧名「大浦洞」に由来。
[補説]発射実験が1号は1998年8月に、2号は2006年7月に行われた。1号は日本上空を横切って太平洋に着弾。2号はハワイ沖を目指したとみられるが、失敗して日本海に着弾した。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android