大火を打ち消す(読み)おおびをうちけす

精選版 日本国語大辞典 「大火を打ち消す」の意味・読み・例文・類語

おおび【大火】 を 打(う)ち消(け)

  1. 途方にくれることのたとえ。何をしてよいか分からなくなる。
    1. [初出の実例]「只今大敵と戦中に、此事をきいて、大火(ヲフビ)を打消(ケシ)て、あきれ果たる事限なし」(出典太平記(14C後)一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android