大火を打ち消す(読み)おおびをうちけす

精選版 日本国語大辞典 「大火を打ち消す」の意味・読み・例文・類語

おおび【大火】 を 打(う)ち消(け)

途方にくれることのたとえ。何をしてよいか分からなくなる。
太平記(14C後)一〇「只今大敵戦中に、此事をきいて、大火(ヲフビ)を打消(ケシ)て、あきれ果たる事限なし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android