大田蘭香(読み)おおた らんこう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大田蘭香」の解説

大田蘭香 おおた-らんこう

1798-1856 江戸時代後期の詩人,書家。
寛政10年5月23日生まれ。加賀金沢藩の儒者大田錦城(きんじょう)の娘。夫の古筆了伴と離別後,金沢で尼となった。安政3年4月5日死去。59歳。江戸出身。名は晋。字(あざな)は景昭。詩集に「蘭香詩輯」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android