20世紀日本人名事典 「大町文衛」の解説 大町 文衛オオマチ フミエ 大正・昭和期の農学者,昆虫学者,随筆家 三重大学名誉教授;元・三重短期大学学長。 生年明治31(1898)年1月25日 没年昭和48(1973)年1月10日 出生地東京市 学歴〔年〕東京帝国大学農学部農学科〔大正10年〕卒 経歴大町桂月の二男。東京府立第五中学校教諭、徳川生物研究所研究員、東京帝大農学部副手から昭和8年三重高等農林学校教授となり、25年三重大学農学部教授となった。36年退職、名誉教授。その後三重短期大学学長、名古屋女子短期大学学長となり44年退職した。昆虫学者としてコオロギ類の分布、生態生理の研究で知られた。随筆「虫・人・自然」「日本昆虫記」などがある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大町文衛」の解説 大町文衛 おおまち-ふみえ 1898-1973 大正-昭和時代の昆虫学者,随筆家。明治31年1月25日生まれ。大町桂月(けいげつ)の次男。徳川生物研究所研究員をへて昭和8年三重高農(のち三重大農学部)教授となる。「コオロギ博士」として知られた。日本昆虫学会評議員。昭和48年1月10日死去。74歳。東京出身。東京帝大卒。随筆に「虫・人・自然」「日本昆虫記」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by